1985年度 中学部

 この年、中学チームは松山市総体で団体戦の初優勝を果たした。出場した中3生は31期生。32期の中2もメンバーに入り、順調に勝ち進んだ。

 また、個人シングルスでも、出場した4人のメンバー全員が決勝戦に残り(市総体は2つのゾーンにわかれているため)、優勝2名、準優勝2名を独占した。

 県大会の会場は砥部の総合運動公園体育館だった。確かサブアリーナの方である。

 この年は県大会を意識して、当時強力だった東予の日吉中学や丹原西中と練習試合をやり、県大会に備えていた。部員のみんなも東予のこの2つの学校を意識していたと思う。「県で優勝して、北海道に行こう」が合い言葉だった。

 県大会前の夏休み直後の数日間は北条青少年センターで合宿もしたと記憶している。

 結果は残念ながら、3回戦での敗退となったが、記憶に残る白熱した試合だった。(確か、団体戦の最初、日吉中の井出:異質反転ペンとの試合で、いきなり当時中2の木下君(32期)がスマッシュをかましたのを覚えている。

 なお、この年、県大会優勝は丹原西。

中3b 峯真司(31期)

 7月終わりに総体県大会があった。愛光が出場したのは初めてだった。総体の市大会ではレベルが低かったため、ではなく、ぼくたちが強かったので完全優勝をしてしまったが、当然県大会はそうはいかなかった。結果から先に言わせてもらうと、団体戦は1回戦○○中学(全く覚えていない)とやって勝ち、2回戦で日吉中学とやって負けた。スコアは1−3だった。

 この試合は実にはっきり覚えている。今まで日吉中学とは何度かやって、いつもボロ負けだった。が、このときは大接戦だった(と思う)。とにかく惜しかった。

 個人戦は梅木と僕がベスト16、M君がベスト32、浦○君は不本意ながら1回戦敗退であった。ぼくたちはがんばったのだから、今の1・2年生もがんばって県大会に出て勝ってほしい。

個人戦シングルス
2回戦
梅木 2-0 岩淵 北条北中
浦川 1-2 井上 双岩中
2-0 道岡 大洲北
峯真司 2-1 河野 津島中
3回戦
梅木 2-0 御荘中
0-2 岡田 東予東中
2-0 森松 角野中
4回戦
梅木 0-2 堀川 中山中
0-2 永井 丹原西中
 新チームにきりかわっての最初の大会。32期生の中2でチームを編成した。上級生の31期生の影響で、力をつけていたし、練習試合でも市内では負けなしの勢いで望んだが、準決勝の東中戦で敗北した。なお、このときの団体優勝は附属中学。

 個人戦では木下だけが中予大会、県大会に出場した。どうも、団体で燃え尽きて、個人でいまいちの伝統はこのころからのようである。中予大会では小野中の藤本君に決勝で敗れた。これ以後、藤本君にたたられることになる。

中2c 新開章

 新人戦では県大会を目標にしてがんばったが、準決勝で東中に負けてしまった。団体戦で、準決勝までは順当に勝ち上がったが、(東中戦で)オーダーを出したときに、相手に裏をかかれてしまった。2番で仁生と新開、4番で西村と横尾、ラストで鈴木と早瀬。この3人の中で1人でも勝っていれば・・・。今まで木下一人に頼りすぎていた面があったのと、気のゆるみから全力をだせなかったのでは、と思う。一人一人が力をつけて総体にのぞもう。

1985年度 高校部

高2C 水本聖二(29期)

 総体の1ヶ月か2ヶ月前に私はここの卓球部に伊藤とともに入った。一応、中学の時も入っていたが、そこは完全におちゃらけた遊び場で、練習もせずにプロレスばかりしていた。どこでもこんなものだと思っていたのだが、それは違っていた。皆まじめに練習していたのだ。自分の目の前の光景が信じられなかった。そんな私が総体に出たのだ。やはり1回戦で負けた。上田君は3回戦、上田・大城組も惜しいところまで行った。ただ自分の練習不足と愛光の熱心な練習を感じた総体でした。

高2C上田周二(29期)

 中予大会の結果から書きますと、まず団体戦ですが、1回戦の帝京第五の方は軽くけちらして(?)、2回戦の松山商業戦に臨みました。が、健闘むなしく1−3で敗れました。特にダブルスは惜しかった。全般的にはあと一歩という気がしました。

 次に個人戦ですが、山口君・伊藤君は1回戦で、水本君は2回戦で惜しくも敗れましたが、上田が県大会出場を果たしました。県大会でもベスト8に入れたのはよかったと思います。