第17回 愛光杯卓球大会

        2003年12月6日(土)愛光学園体育館

今年もまた、愛光杯の季節がやってきた。これで17回目である。毎年OBがかけつけてくれているが、今年も、木下・新開(32期)、青木・星加(35期)の4名がやってきてくれた。現役部員をいれて、参加者は合計30明である。ここしばらく、OBの優勢が続いており、現役の優勝はひさしくなかったような気がするが、ことしは高Kの菊池が優勝した。高K生は全員、この大会が高校時代最後の大会になるため、試合に真剣にうちこんでいた。

組み合わせの関係で、下級生には酷な結果になってしまったが、来年にはそれぞれ少しずつ上位に進んでくれるでしょう。上の写真は試合終了後の記念写真。

1回戦

中1の米澤と大人の青木の対決。「親子対決」ともよばれたこの一戦は、やはり青木の勝利であった。

手前が大西、向こうが寺川。となりで試合しているのが、左の写真。

抽選の結果、いきなり初戦で対決した高2生どうし。手前の岡崎も健闘したが、3-1で向こうの佐藤の勝利。

ステージに鎮座する優勝カップ。17年前のものを、いまだに回り持ちで使っているものだから、かなり、伝統の味わいがかもしだされてきている。優勝のたびに、とってに優勝者の名前を書いた布きれをぶらさげていくのだが、かなりの数になった。

観戦にかけつけた大野先生。向こうは32期の木下。

向こうは中1(51期)の山本。手前は32期新開。山本は、いきなり、19歳年上の先輩と対戦。

2回戦

高2寺川は2回戦で青木と対戦。青木は卒業後も、大学や社会人のクラブで練習していたらしい。こちらが想像していた以上に、年齢をものともしないすばやい動きとドライブでうちまくっていた。3-1で青木の勝ち。

こちらは現役どうしの試合。手前は中3本庄、向こうは菊池。

手前の中2越智が、むこうの高2長谷川と試合。高校生相手にがんばったが、3-1で長谷川の勝ち。右の台は、吉村J。たぶん、中3西村と対戦中。

右の高2吉村がスマッシュを放つ。相手は写真の外にとびだして拾おうとしている、はず。たぶん、相手は2回戦の星加。

←手前の木下がバッククロスに強打を打つ。向こうは高2の藤川。木下は1988年の第2回大会の優勝者ではあったが、年に1度、愛光杯に参加したときのみラケットを持つという生活が悪影響をおよぼしたのか、動きはいまいちだったかもしれない。しかし、フォームは現役時代とちっともかわらなかった。

3回戦

3回戦の藤川(手前)・菊池(むこう)戦。

手前、吉村Jは3回戦で青木と対戦する。

→長谷川(向こう)は星加(手前)と対戦。星加はときどき、本校の練習に参加してくれているので、動きも快調であった。

←佐藤(高2)は手前の新開と。新開は仕事のため、練習不足のようだったが、佐藤のドライブをカットで拾いまくった。

4回戦(準決勝)

青木(向こう)対菊池(手前)。どちらも早い動きで攻めていたが、17歳の菊池が3-0で青木を破る。

準決勝のもう一方の試合はOB同志の対戦になった。手前星加が、向こうの新開をドライブとストップで攻める。3-1で星加が勝利。

新開・星加戦を見守る。この背中は青木。

決勝 および 3位決定戦

決勝戦は高2菊池対35期星加。ドライブの応酬となり、試合ももつれたが、フルセットの末、3-2で菊池が初優勝。みごと「金のポッキー」を手に入れた。2位の星加は「いちごポッキー」。

3位決定戦は、向こうの32期新開対35期青木。両者ともひさかたぶりの試合のためか、疲労の色が濃かったが、最後の力をふりしぼって試合をしていた。

試合のあとで

大会終了後、恒例の先輩からのメッセージである。この大会のためだけにかけつけてくれた先輩の話を、まじめに聞く部員たち。一部、態度のなってないものもいるが。

今度は高2生の引退の挨拶。ひとりずつ順番にスピーチした。なぜか、発言者以外の高2は後ろ向きであるが、別に深い意味はないと思われる。

←大会終了後、それぞれ相手をみつけて試合を行った。木下は同期の新開と試合。12月の体育館は夕方にもなると、それなりに冷え込んでいたが、ものともせず動き回る。